2017年7月30日日曜日

外相と防衛相兼務は可能か?

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ホワイトハウスもホワイトハウスだが、永田町も永田町らしい。例の資質に欠ける某防衛大臣が、野党の党首の辞任や制服組の辞任に押し流されるようにやっと辞任した。これについては、WEB上でも様々な人から華々しく取り上げられており、私などが論評する必要もないと思う。

問題は、昨日の北朝鮮のICBM発射後のハナシである。首相は、何故外務大臣に防衛大臣の兼任をさせたのだろうか?いくら8月3日が内閣改造予定日とはいえ、また外相が優秀な人材(か、または仲良しのお友達)であったとしても、このような事態を予測していなかったのか?と思う。兼務のK大臣は緊急安全保障会議の後、まず防衛省に向かい、かなりの時間経過後に外務省に入ったという。順番はともかく、これでいいのだろうか。

こういう危機管理の不徹底さは、フツーの感覚では考えられない。防衛と外交、どちらも極めて重要であり、兼任は果たして可能なのか?と私は思う。これこそ、獣医学部がどうのこうのといった問題などよりよほど重大な国民の安全に関わる問題だ。現政権を批判するなら、野党もここを見逃してはなるまい、と思う。

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